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とある期限切れドメインを入手したんだが、手に入れて数日もたたないうちに知らない相手から訴えられた。

メールに添付された相手方弁護士作成になる長たらしい抗議文と、レジストラ経由で送られてきた仲介役の第三者機関からの文書がドカドカッとメールボックスに届いたのだ。

中略・・(レジストラ名) will "lock" the Domain Name because it is the subject of a dispute under the Policy.  The Domain Name will remain locked pending the outcome of such dispute.  The "lock" prevents cancellation, transfer, activation, deactivation, modification or other change of status of the Domain Name.この後も延々と文章が続く・・。

前後の文章を割愛してるので分かりにくいが、簡単に言うと「貴方の所有するドメイン名が他人様の権利を侵害している」と訴訟が起こされたのでドメイン所有者の権利をロックしますよとのお達しだ。つまり、この紛争が解決するまでドメインが使えないというわけだ。トホホ・・

UDRPとは

JPNICからの引用:UDRP(Uniform Domain Name Dispute Resolution Policy:統一ドメイン名紛争処理方針)とは、 .comや.net、.bizといったgTLDドメイン名に適用される紛争処理方針です。

こんなに身近にあったドメイン名紛争!!


ドメイン名紛争とは、ドメイン名が似ていたりして他人の権利を侵害した場合に第三者機関が調停を行う制度である。それが何で私に降りかかってきたのか? 私には誰かの権利を侵害する気など全くないので青天の霹靂だ。理由は全く分からないけれども、相手側からすれば訴訟を提起するほど重要な事なんだろう。

NZ人は訴訟が趣味?


期限切れドメインだよ?誰でも僅かな費用で入手できたのに、何で費用を掛け弁護士まで雇って国際機関へ訴えてるんだろうと、不思議でしかたがない。そんなに欲しければ自分で取得しておけば良いのにね。

ところで訴訟を起こすにも所定の手続きがあり、僅か数日で新たな所有者に連絡するためには大急ぎで準備しなければならない。という事は、相手方は前もって訴える準備をしていたのかもしれないと勘ぐりたくも成る。

どう対処するか?それが問題だ。

僅かな費用で手に入れたものだし、特別な思い入れなんか無いので手放しても惜しくはない。ただ、一言、相談位しても良かったのじゃないか?と抗議したい気持ちはある。「貴方がこの間手に入れたドメインは私の大切なものです。どうか返してくれませんか?」なんて言ってくれば、相談に乗れたのに。

しかし私にメールが届いた時点で、スイスにある第三者機関WIPOがドメイン紛争処理を始めていた。相手方はニュージーランドの会社らしい。素晴らしいですねー。私の人生でも二度と無いだろう経験をさせてくれる訳だ。いっとくけど、私はテレビを見ないから女性弁護士と聞いても喜んだりしないぞ。

とりあえず、抗議してみる。

・・というわけで相手方のやり方が気にくわない私がいる。(笑)で、抗議することにしたいのだが、正面切ってやり合うのは下策のようだ。

登録合意書が英語だったので・・

ドメイン名紛争の訴えられた方が正式に反論するには、提出期限までに相手方の言い分に対する反証が必要で、テキストの他に文書(PDFで良いらしい)も送らなければならない。しかも登録合意書の採用する言語である英語で、法律用語を駆使している相手側弁護士をやりこめなければならないのだから難しいと言わざるを得ない。

ところで、世のようにUDRPに従ってドメイン名紛争で訴えられた場合、次の用件に当てはまらないことを確認することが重要だ。(JPNICより転載)

  • 実費金額を越える対価で転売することを目的として登録しているとき
  • 商標権者によるドメイン名の使用を妨害するために登録し、そのような妨害行為が複数回行われているとき
  • 競業者の事業を混乱させることを目的に、登録しているとき
  • ユーザーの誤認混同をねらって、第三者の商標をドメイン名として登録・使用しているとき
転売とは権利者等にに高値で買い取らせようとする行為。

果たして反論の切り口は見つかるのか?

問題のドメインの場合、レジストラのドメインパーキングに数日置いただけなので使用実績はないし、相手方の類似ドメインについても知識はなかった。この辺を盾に、代理人の女性弁護士に抗議してみようと思う。

さあ、どうなることやら。 乞うご期待!^^;
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今日、私にこんなメールが届いた。

Dear 保男,
Earlier this month, we completed the most successful fundraiser in the
history of Wikipedia. In total, we received more than USD 8 million from over
230,000 donors. Thank you so much for your generosity.

・・なんでもネット百科サイトのウィキペディアを運営するウィキメディア財団に800万米ドル以上、日本円にして8億円以上の寄付が集まったそうだ。寄付の回数も延べ23万回というから流石に凄い。更に、私がポケットの隅にあったコインを寄付していたのを思い出す副次効果もあった。

私はWikipediaをよく利用させて貰っている。直接的な情報収集の他にも、例えば同じ事柄について異なる国の執筆者の記事を比較するという、国際的なメディアならではの利用法も面白い。

Simple English Wikipedia.

シンプル・イングリッシュ・ウィキペディアとは、子供達と英語学習している大人の為の簡単な英語で書かれた百科事典。一般のWikipediaの英語が難しいと感じたら、こちらを読むと良い。

The American Heritage dictionary.

私がまだ若い頃、英語教師からThe American Heritage dictionary.という英英辞典を薦められた。的確は解説と標準的な文例で書かれた理解しやすい本だ。日本のアマゾンで購入できるし数百円で買えるからお勧めする。しかし、年のせいで小さな文字は読むのが辛くなってきた。その点、Wikipediaはネットの恩恵で文字サイズを変更出来るから、私のように目が悪くても大丈夫だ。

寄付

寄付は日本人にはなじみ薄い言葉だ。誤解を避けずに言うと、寄付とは富める者の義務である。生活に余裕があるのなら、価値がある行為なのに資金不足で十分な活動が出来ないでいる団体等へ援助するのに躊躇うべきではない。懐に余裕が無くても手伝いなら出来る。時間があれば無償ボランティアに参加する事も出来るだろう。

日本にも金持ちは多いが金の使い方を知らない成金も目立つ。空腹を抱える人々が世界中にいるのにグルメ番組で高級食材を垂れ流しにしたり、TVで派手な消費生活を自慢してセレブ気取りする連中などは馬鹿比べしているとしか思えない。

WikipediaのSEO価値

さて、タイトルの本題に入ろう。職業柄・私は日常的にSEO相談を受けるが、相談事例の中に「ウィキペディアに登録したけど検索順位はどのくらい上がるのか」というものがあった。ご存じだと思うがウィキペディアのページにあるアンカーテキスト(リンク)には自動的にnofollow属性が付くようになっている。だから、いわゆる「被リンク効果」は得られない。

しかし、もっと見方を広げてマーケティング視点で考えれば掲載されたことによる一定の効果はある。人気記事にリンクがあればクリックスルーを獲得できるし、有名サイトであるウィキペディアに掲載されることにより、リンク先サイトやコンテンツの潜在的な評価を上げられるかもしれないからだ。

しかし、スポンサー(笑)の立場から言わせて貰えば、ウィキ・ハック行為は止めて欲しい。多くの人がウィキペディアの記事が信頼できる・或いは信頼に値すると思える、役立つ百科事典にしたいから。
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