雑記: 2008年9月

レジストラ選択を考えてみる。

私は平素からドメイン取得を行っているのでレジストラの差が結構気になっている。しかし普通はドメイン取得に不慣れだと思う。そこで一般の方向けに資料的な情報を書いてみた。

皆さんはドメインを取得する際に「ムームードメイン」・「バリュードメイン」・「お名前ドットコム」等、国内の登録業者を使っていると思う。今日はもっと上流のドメイン管理を委託されているレジストラとその選び方について書いてみたい。

追記1:co.jpは属性型ドメインと呼ばれ、登記された会社でなければ取得できないため信用力もある特殊などメインといえる。単なる.jpは汎用ドメインといって誰でも取得可能、属性型ドメインの様な書類提出も必要ないので人気がある。
追記2:興味のある方は少ないだろうが資料的な意味でリセラープランについても解説する。

【eNom】

eNomは最もポピュラーなレジストラで、日本のドメイン業者は皆ここを利用している。

日本のエンドユーザーが直接eNomでドメイン取得することも、日本語の使える国内登録業者を利用することもできる。お奨めは初心者ならば安くて親切な「ムームードメイン」、上級者は自由度の高い「バリュードメイン」。どちらから申し込んでもレジストラはeNomになる。

英語画面でも構わなければeNomで直接登録するのも悪くない。コントロールパネル上でDNSや転送設定を自分で行えるので、分っている人には使い勝手が良いはずだ。

特徴

  1. ドメイン価格が安い
  2. 日本の登録業者を使えば日本語OK
  3. ダイナミックDNSを利用できる
リセラープランも用意されており、その気になれば自分自身が登録業者になれる。但しPDQという簡易版だと英語とスペイン語ポルトガル語ドイツ語の画面しか用意されていない。日本人向けには技術者にAPIを取り込んだシステムを構築してもらう必要があるだろう。

【GoDaddy】

GoDaddyは商売上手なレジストラで市場シェアも高い。ここをうまく使うには、まず独特なシステムになれることが先決だ。
 日本語画面はなく英語読解力も他より必要。更に、よく読まないと「必要以上に注文する恐れがあるため」恐ろしくて次に進めない。(笑)これを例えると店頭で店員が次から次へと商品を勧めている状態。

便利な機能を持つユーザーインターフェースに慣れれば使いでがある。しかし後述の理由で日本語画面による登録業者が存在しないかもしれないので、そこそこ英語力のある方が直接利用する場合に限られるのが惜しい。

特徴

  1. ドメイン価格が安い
  2. ドメイン所有者名義を匿名扱いに出来る(基本的に有料$8.99/年)
  3. 期限切れドメインの検索や予約が出来る(有料$29.99/月)
ドメイン価格は次で説明するリセラー独自の設定が可能で、本体よりも安価にドメインを取得できるリセラーが存在する。本体価格だと汎用JPが割高なのでムームーかバリュードメインで取得しよう。

ここのリセラープランはGoDaddyの全ての商品を扱える販売ページを作成可能。よって、期限切れのドメインの予約機能も提供できる。但し日本在住者が英語版を使おうとするとロケーション問題があって上手く行かないため、米国在住者(や企業)を間に入れる必要がある。

【Network Solutions】

Network Solutionsは一昔前の世界唯一のドメインレジストラ。私も随分お世話になった思い出があるが、当初$34.95だったドメイン価格が$10.00未満が常識の今でも同額だったのには驚いた。

 この記事の為に私は何年か振りでドメイン取得画面を見たが、それは見事なまでにGoDaddy式に改められていた。かつての素っ気ないほどの潔さは微塵に消え、もうしつこいの何のって。縁日じゃないんだからね。

特徴

  1. 追加料金($9.00/年)で登録情報を匿名化できる
  2. ミススペル一覧表示ができる

【おまけ情報】

海外へサイトでの支払いはPayPalが吉

ペイパルはクレジットカード情報を相手に伝えずに送金できる。銀行振込でも使えるのでカード情報を通知したくない方にも利用価値がある。又、集金手段にも利用できることが特徴。

海外サイトを利用する際に気になるのが送金手段である。近年はクレジットカード利用が殆どだろうが、クレジットカード会社はトラブル時には不親切だ。そこで、業者と自分の間にワンクッション入れて支払いや課金処理の最終決定権を手元に止め置く方法としてPayPalを薦めたい。

PayPal日本語版

この方法は特に再課金契約(英語ではrecalling billing)を破棄する最終手段として有効だ。万一、業者側と連絡が取れない時でもPayPalならば自分で送金停止手続きが可能。外国語が苦手な方や気の弱い方にとって心強い味方と言えよう。
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読売新聞ウェブ版の社説(9月8日付)に興味深い記事があった。
「グーグル10年 まず「ググる」でいいか(9月8日付・読売社説)」というもの。

私はこれを読んで、文中で使われる「最大手」という語句に読売新聞の書き手がインターネットを理解していないと感じた。彼はインターネットに大手と中小・或いは零細・個人というような対比構造があると思っているようだが、インターネットは現実世界と違う。

インターネットは個と個のネットワークである。決してマスにはならない。どれほど集客数が多くても1の倍数が多くなっているだけで、1.000人同時に相手しているわけではないのである。よって、ウェブサイトの大手・中小の区別は事業規模や経済指標上でしか意味を持たない。

楽天のマスコミ対策 -----------------------------------

統計が無いので個人的推測だが、ネット上で「最大手」という語句を使い始めたのは楽天ではないかと思う。楽天は日本一マスコミの利用法に長けた企業だ。その成立初期から、マスコミに登場する>>企業価値を上げるという図式を繰り返して成長してきたし、それは今でも継続している。

 例としてウェブ上のスポーツニューズで運営する球団の記事が全体に対して突出している点を挙げておく。企業経営者は楽天のマスコミ対策を見習うべきだろう。

読売新聞の指摘するGoogleへの危惧------------------

冒頭に取り上げた読売新聞ウェブ版社説の最後にこんな文章があった。

 曰く、「検索サービスも、中国のように検閲が厳しい国では、政府の方針に合わせて、情報が選別されている。規制がない国でも、グーグルの方針に沿わない情報は選別される、という指摘がある。

 あくまで、私企業のサービスということを忘れてはならない。」

その通り、Googleは提供する情報を選別している。Googleの開発力は他を凌駕しており近い将来・市場を席巻するだろうが盲目的な追従は危険だ。個々人が、Googleのもたらす情報が自分にとって有意義なものであるか否かという点を注視し続けなければならない。

貴方は既にGoogleの虜--------------------------------

「そんな話は自分には関係ない」という人もいるだろうが、その考えは大体において間違っている。

Googleツールバーをインストールしていれば100%虜にされている。ツールバーは貴方のPCから検索された検索語句や閲覧したページ情報を収集・記録している。

何らかのGoogleサービスを利用した方は矢張り虜になっている。検索語句の履歴から、貴方の好きなキーワードに合致した広告を表示するサービスだって出来る。
 会社の昼休みにこっそり見ていた"あの"ホームページが「貴方の好みはこれですね♪」という具合に表示されたりしたら目も当てられない。冗談はここまでだが、Googleがやろうと思えばできるだけの情報を集めているという点は変らない事実だ。
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MIXIが運営するmixiモバイルに新機能が加わった。それが外部サイトの取り込みというのだから、恐れ知らずの若者たちが考える事は違う。

詳細は次のサイトで確認していただくとして、ここでは「果たしてリンクしただけで外部サイトを自サイト内へ取り込んでいいものだろうか」という点について考えてみたい。

情報元:ラボブログ

【転載禁止】

新聞社サイトなどマスコミに分類されるサイトには【転載禁止】との表示が必ずある。では転載禁止と書かれて居ないサイトの記事ならば自由に転載可能なのかというと、そうではない。

日本の法律では、著作権は著作物を創作した時点で自動的に発生し,その取得のためになんら手続を必要としないのである。

資料:著作物なるほど質問箱(文化庁)

このブログ記事も「著作物」であるから無断転載は出来ない。しかし、mixiモバイルにこの記事を紹介したいが為にURLを記したユーザーが居た場合はmixiに無断コピーされてしまう。もとよりユーザーに悪気は無いが、無断コピーは困る。

それは、無制限にコピーできてしまうと著作物を作り出す意欲が萎えてしまうからだ。
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