SEOの資料: 2008年6月

実は我々日本人が日本語のウェブサイトを展開する場合にはjpドメインが有利に働くかもしれない。

YahooやGoogle等、最新の検索エンジンは接続者の属性を判断し検索結果を変えている。これはWWWサーバーの所在地(IPアドレス)やトップレベルドメインにも及び、同じ検索語句であっても何パターンもの組み合わせを相手に合わせて出力する。

日本から日本語で検索された場合、例えば飲食店検索や和服情報で最も検索順位向上に有利であるのは下記のページであると推測される。但し、だからといって「jpドメインならば上位表示できる」とか短絡思考ではいけない。

    * WWWサーバー所在地が日本国内(IPアドレスで分る)
    * 日本を示すトップレベルドメイン名(末尾がjp)
    * ホームページの言語が日本語(HTMLにランゲージ属性を含めるのが望ましい)

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日本のドメイン事情

日本企業が最初に取得する属性型ドメインco.jpは1社に1個だけである。今では.jpなんていう便利な汎用ドメインがあるが登場したのは2002年2 月。それ以前は企業紹介にco.jpを消費してしまうと製品案内のドメインをgTLDから選ぶより無い時代が長く続いていた。
 企業が汎用jpドメインを利用し始めたのは最近だ。インターネット歴が短い人は知らないだろう。

試みに「三菱」と検索してみるといい。本社サイトがco.jpで関連事業はcomというパターンを確認できるだろう。

だから今でも企業サイトにgTLDが多い。ドメイン年齢・コンテンツの独自性・被リンクの質などSEOに意味のある点でポイントの多いサイトがgTLDだという点に留意しなければ、jpドメイン有利諭の真偽を判断することはできない。

現存する日本語ウェブサイトの少なく無い数がgTLDドメインである以上、百歩譲ってjp有利な検索アルゴリズムにしたとしても3日で巻き直しするのが落ち。jpドメインを有利に扱うと検索結果がおかしくなってしまう事に開発者は気付くだろう。

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jp以外のccTLD

ドメインには流行がある。数年前に流行ったトンガ(to)やツバル(tv)等、「そこ何処よ?」と聞き返したくなるような国が外貨獲得の烽火を上げていたものだ。

これらのccTLDを日本語で運用してもSEO的な意義を持たない。これは専ら人間相手の語呂合わせに利用されるものなので、分っているならこれから取得するのも悪くない。
Yahoo!検索とGoogleで、このブログが「SEO ブログ」の検索語句において上位表示を達成した。
上位表示」の定義は決まったものではないが概ね10位以内だろうと思う。

  • Yahoo!検索:9位
  • Google:6位        (何れも2008/6/16/IE7.0/WinXP環境)
記事にもあるようにブログの公開日は12月29日。今日は6月16日なのでYahooとGoogle双方で検索10位以内へ入るのに170日掛かったという事になる。これが早いか遅いかはさておき、私が言いたいのは

「infoドメインは上位表示できない」という考えは100%間違っているという事実である。

簡単に言えば「都市伝説の類」であったという事です。

サーチエンジンのロボットをウェブサイト側が制御可能な技術がrobots.txtです。

以前よりrobotstxt.orgに発表されていたものが基本でしたが、今回関連技術が出揃ったためか技術標準としてYahoo,Google,Microsoftの3社が採用したと発表された。

さて、その内容だが従来のrobots.org仕様に加え、先んじて発表されたauto-discoverycross-host submission技術を含めた拡張が為された。クロスホストサブミッションに付いての解説は私の別サイトに掲載してあるのでご参考に。

注目はThe Robots Exclusion Protocol (REP) で、多くの新たに拡張されたタグが利用できる。

Yahoo Search Blogに詳細が掲載されているのでリンクしておきます。

 

 

ドメイン名とサーバーの設置場所でSEOを意識するべきか」という他の方の記事を読んだ。
曰く、

ドメイン名と検索順位の関連性ですが、ccTLDに関する限りはターゲットとした国のドメインを利用した方が良さそうです。
※Googleの場合

Google GroupsでのGoogle社員Johnmu氏の発言です。

If a site is being hosted with a country-code top level domain, we
generally take that as a really strong signal that this is the country
the site is targeting.


それは違うだろう。無理に自説に合うようにしているぞ。文章の一部を引用する際は読者の誤解を避けるためにそこへ到る経緯も説明すべきではないか。

この例では前振りとして次の質問があった。

Geographic targeting tools is a nice idea, BUT...
Take the following case. Our company resent pick up the SEO work for a
UK magazine.
The geographic targeting tool had already set it's-self based on the
TLD which was incorrect for the client.
The tools can not be amended to correct this error, which makes it no
help at all.
I can see if you are starting from the ground up on a new site then
you have the chance to effect the geographic area's but if like us you
are handed an older established site you have no chance.

要するに「地域属性に合ったマップを表示したいのならお国のドメイン(UK)を使いなさいよ」という話であり、SEOとは全く関連が無い。この件は前回投稿したIPデリバリーの話を参照されるといいだろう。

毎度やってくれるが、知識の無い人を惑わせないで欲しい。




GoogleがユーザーのIPアドレスを見る理由は、所在地域に適したコンテンツ(今は地域にあるGoogleサーバーへのリダイレクト)を表示するためで、SEO対策ではない。

GoogleがサーバーのIPアドレスを見る理由で、検索順位に影響を与えているかもしれない。が、インターネットの成立過程を考慮すれば余り可能性は無いだろう。(初期には世界中のウェブマスターがアメリカ国内のサーバーを選んだ)

「infoドメインがSEOで不利」。あるいは「go,edu,jp」等のSEOに有利なトップレベルドメインがある等と吹聴してさえいるが、皆さん決して信じないように。

彼の名誉のためにリンクはしないでおく。

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IPデリバリーというシステムでユーザーのIPアドレスから地域を割り出し、その地域のGoogleにリダイレクトするものだ。ビデオではスイス在住のドイツ人が英語をセットしたブラウザでアクセスしたらどうなるか等を解説している。

そうか、私がアクセスするとウェブマスターツールが常に英語表示モードになっているのはこれが理由なのだと理解できました。私のブラウザは第1言語が英語なんです。
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いわずと知れたマットカッツ氏が語っています。そういえば「マットカッツに知らせるな」というジョークTシャツまであるそうですよ、人気者だねー。
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